疲れに効くビタミンって・・・①
ビタミンって何?
- 人間が生きていくうえで必要不可欠な栄養素の一つ。
- 人間の体内で生成することができないので、食事等からの摂取が必要。
- ビタミンは体内で、三大栄養素の代謝を助ける働きがある。
- ビタミンは全部で13種類ある栄養素。
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミン
ビタミンは大きく2種類に分けられます。
水溶性ビタミン(B1・B2・B6・B12・C・ナイアシン・パントテン酸・
葉酸・H)・・水に溶けます。汗や尿で排出されます。水に溶けるので、調理には注意が必要です。
脂溶性ビタミン(D・A・K・E)・・・水に溶けないです。汗や尿で排出されないでの、体内に留まり水溶性より持続力に優れます。しかし、過剰摂取には注意が必要です。
各種ビタミンの主な効果
ビタミンB1
- 疲労回復
- 神経機能を正常に保つ
- 糖質の代謝に関係している
欠乏症・・・イライラ、集中力低下
ビタミンB2
欠乏症・・・肌荒れの原因となったり、脂質を代謝しにくくなり、ベタベタとした脂性肌になりやすくなります。
ビタミンB6
欠乏症・・・皮膚と粘膜にトラブルが起きやすくなる。
ビタミンB12
- 貧血予防
- 神経機能の正常化
- 睡眠を促す
欠乏症・・・悪性貧血
ビタミンC
- 免疫力向上
- 抗酸化
- 美白・美肌維持
- 抗ストレス
- 白内障の予防と改善
- 貧血予防
欠乏症・・・免疫力低下
ナイアシン
- 二日酔いの防止
- 血行促進
- 粘膜や皮膚を健康に保つ
欠乏症・・・皮膚、粘膜や消化管、神経系に影響。倦怠感。
パントテン酸
- 抗ストレス
- 動脈硬化を予防
- 肌と神の健康維持
欠乏症の報告はほぼなし
葉酸
- 胎児の神経管閉鎖障害を予防
- 貧血予防
- 動脈硬化予防
- 脳の機能を改善
欠乏症はほぼなし。
特記事項・・・妊娠中の摂取は通常の2倍近い量の摂取が厚生労働省により推奨されています。
ビオチン(ビタミンH)
- 糖の代謝を助ける
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける
- 皮膚炎を改善
欠乏症・・・肌トラブル等
まとめ
体内で生成できないビタミンが多いので、食事で摂取できない部分をサプリメントで補うといった、摂取が必要になります。
ビタミン不足になると、体の不調が現れるなどの原因になるので、日頃より自分の不足しがちな、ビタミンを把握し意識して摂取するよう心掛ける事が重要になります。
※当サイト内の文書、コンテンツ、情報につきましては、可能な限り正確な情報を提供するよう努力しておりますが、必ずしも正確性・安全性・信頼性を保証するものではありません。また、いかなる損失に対しても責任を負いかねますので、あらかじめご理解、ご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。